under the tree
「さっむー」
朝、外への一歩を踏み出す。
それまでは、まだカーディガンなどの軽めの羽織モノを1枚たすだけだったけど今日はしっかり厚手の羽織モノの出番。
今日は早めの仕事終わりだったので近所の南京ハゼを見に行く。 この季節しか見られない紅葉した南京ハゼ。
好きな葉っぱ。
日は差しているけれど風が強くて、葉っぱが揺れるたびにキラキラするのを見ていると時間が経つのも忘れてしまった。
「さっむー」
気づいたら長いことこの木の下に立っていた。 気づいたらちょっとどよんとしていた気持ちがなくなっていた。
写真を撮っていると色んな事に気づくけど色んな事を忘れさせてもくれるんだな。